だれでも絵がちょっと上手くなる方法2
おつかれさまです。
今日はとりあえず絵を上達させる方法2について話します。
その前に。
イラストACでイラストをアップしました。
楽しみですね。結果はブログでもお伝えしますので、お待ちください。
みなさんも恐れず、登録して絵をアップしてみたらいいと思います。
手を広げていくのが大事なのでしょう。
イラストレーターっていうのは先がわからない職業です
稼ぐ手段が一つだけだと精神面にきます。手広くやりましょう。
さて、手広くやるためにも、もうちょっとだけ絵を上達させましょうか
落書きでもいいから、とにかく毎日続ける
といった感じの方法です。上手くなるならそれだけでいいです
前回は
アナログではだめ、デジタルじゃなきゃ!
という話をしました。
「好きな方を使えばいい。結局変わらない」なんてことはありません。
絶対にデジタルです。
今の時代、データでやりとりするわけです。psdファイルはもちろん、jpgでもpngでも。紙に印刷するのにだって、データにしなければいけません。自分の絵の入った小物を作りたい!そんな時でも、印刷所に提出するのはデータです。
だったらデジタルです。
アナログ温かみ派の方にはつらいかもしれませんが、時代がこうなってしまった以上、我々はデジタルに移行するしかないんですね。
さて、ペンタブレットとイラストソフトを用意したあなた
パソコンにつなげて、設定もOK。さっそく描こう!と思うでしょう
大正解です
とにかく描かねば始まりません。
ここで、「とりあえず描きかたを調べよう!」
なんて考えて、「イラスト 描きかた」なんてキーワードで検索をかけてはいけません。まずは描く。何を描くか。好きなものを描けばいいです。
ただ、今後を見据えて、ある癖をつけることをお勧めします
それは、「調べて描く」ということ。
みなさんは一度ペンを持つと、頭の中で考え、それを絵にしようとします。
ですが、頭の中だけで考えたものをアウトプットできるほど、みなさんはまだ知識も技術もありません。
そうすると、結果として「自己満足絵」が生まれることになります
これが悪いわけではないですが
みなさんの目標は「他人にちやほやされる、あわよくば稼げる絵」です
自己満足ではなく、「他人にもわかる、説得力のある絵」を描くよう意識しましょう。
みなさんが憧れるイラストレーターさん、絵師といわれる方々は、まず間違いなく、あらゆるものを調べて描いています。描き続けています。
彼らはそうやって調べてきた知識や、描いてきた経験から、何も見なくても描けるんです。魔法みたいに。
みなさんも魔法を使うために、調べて描く、覚える癖をつけましょう
それで、絵の練習法ですが。
前の記事でもおススメした方法になります
描きたい対象が載っている本を用意し、その対象を見て、描く。
次の日、その対象を「本を見ないで」描いてみる。描けなくてもです。
描いたら確認します。あぁ、ここが違うなと理解します。
次の日、もう一回描いてみます。確認と理解をします。
「だいたい覚える」まで続けます。覚えたら違う対象へ。
この繰り返し。
知識の詰め込み、技術の繰り返しが、画力として反映されることになります。
絵を描き始めたばかりであれば、だいたいでもいいから自分の引き出しを増やすことが大事です。落書きでもいいので、とにかく描ける対象を増やしましょう。
ほんとにこれが練習になるの?と、疑問のある方
絵の練習法なんてものは、実際にはだいたいどれも同じなんです。
- 上手い人の模写が一番だよ
- 数をこなせばいいんだよ
- 頭の中で考えてから、描くんだよ
こういったものも、結局は全部あってるんですね。ただ
「よく見て、考えて、理解して」
を、足さないといけません。これを意識しないと効果に差が出ます。
ただ続けるだけではいけないんですね。
なかには、漫画を一話模写しろ!とか、最後まで完成させろ!という、方もいます
でもね
みなさんはまだ、「もうちょっと絵が上手くなれたらいいなぁ」と思ってるくらいの段階、いわばひよっこです。
そんな子を相手に、現役トップイラストレーターが全力で「修行法」を教えたところで、ついていけるはずがないんです
そういった方の練習法、「修行」は、後々にとっておきましょう。
続けていく中で、「もっともっと上手くなりたい」と思った時に
漫画一話模写したらいいんです。最後まで完成させたらいいんです。
「上の階の話」はその時に学べばいいんです。今は足元を見た方がいいと思います。
まずは落書きでいいので続けてください。
雑でもいいので、とにかく見て描く。覚える。続ける。これです。
長々と絵の上達方法を語りましたが
本当にこれだけです
これを続ければ100%上手くなります。
描きかた系の本を山ほど読み、「絵が上手くなる方法」みたいなサイトを何回も巡った私が断言します。
はっきりいいます。
そんなものは、頭に残りません。
手を動かした方が早いし、頭に残ります。
絵を描くにはそこそこの持久力が必要です。さらに脳みそを使います。
「私は頭がよくないから、絵を描く仕事がしたい」なんて方は考えを変えましょう。
今日はここまでですね
どうでしょう、実践したいと思った方はいらっしゃるでしょうか。
こんなんじゃ足りない。もっと上手くなるための方法を教えろ!って方もいらっしゃるかもしれませんが、これ以外にもっと上手くなる方法を私は思いつきません。
専門性を深めるのであれば、私がいた畑の話も出来ますが・・・
このブログではとりあえず絵を描いて暮らすを目標にしています。
駆け出しの方がどうしたらもっと上達するか、報酬を得れるのか、そこに繋げていく記事を書くつもりです。
自分が中級者だ、トップレベルだ、なんて方は
「そうゆうこともあったな」って、にやにやしてください。
懐かしむのもきっと楽しいです。
こんな絵は需要があるから、こんな技術を身につけよう!みたいなのもお伝え出来ればと思ってます。今だったら季節柄、クリスマスの絵とか。。
・・・でもあれ赤と白で、モコモコしてればそれだけでクリスマスの絵ですけどね
今日はここまでです。