人を描くのに難しいところは3箇所
お疲れ様です。
今日は人体を描く際、躓きやすい部分について話そうかなと思います。難しく感じる部分は正直人それぞれだと思いますが、多分ここは難しいと感じるだろうなってところをあげていきます。正面構図、全身立ち絵、動きは無しの場合を想定して話ます。
顔で難しいのは輪郭
顔はキャライラストを描く上で一番重要な部分です。どんなに魅力的な筋肉を描いても、顔が歪んでしまったらそのキャラの魅力は半減されてしまいます。キャラクターイラストを描くのであれば、衣装や設定などを凝る前に、まず顔の造形を深めるのが大事だと思います
顔を描く上で一番難しいのは輪郭だと思います。輪郭の長さ、丸さでその人物のキャラクターはほぼ決まります。長ければカッコいい系、綺麗系。丸ければ可愛い系、といった感じです。
絵を描き始めたばかりであれば、まずは自分が好きだと思う顔の長さを手癖で覚えてしまうのがいいと思います。よく手癖で描くのはいけないなんていいますが、それはある程度描けるようになってからです。まずは得意な角度を一つ作ってしまうのがオススメですね。
やっぱり難しい手
手も間違いなく難しいです。描けなくても仕方ありません。コツとしては、分けて考えるのがいいと思います。私は最初に3つにパーツを分けます。
おや指を含めた手のひら・それ以外の手のひら・指
この3つに分けてラフをとり、調整して描きます。オススメです。
よく自分の手を参考にしましょう、なんて言われますが、正直自分の手を参考にするのは限界があります。悪くはもちろん無いですが、ちゃんとした手のポーズ集を1冊は持つことをオススメします。
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こういったものですね。
ぶっちゃけあるとめちゃくちゃ便利なんでオススメです。ポーズ集は下手なイラストメイキング本よりも何倍も価値があります。特に手は難しいですからね
腰から脚にかけて
3つめは腰まわりです。
男性、女性の書き分けの際に非常に重要な部分ですが、ひねりなどを加えた際には難易度が跳ね上がると思います。腰は上半身と脚を繋ぐもの、と考えるといいです。少なくともそうすれば上半身と下半身を明確に分ける意識が持てます。
以上3点が人体を描く上で難しいと思う部分になります。
手なんかはよくみてたくさん描くのが一番早いと思います。大変だとは思いますが、ここをマスターすると絵の幅が信じられないくらい広がりますね。
もうちょっとだけ上手くなりたい、と思う駆けだしの絵描きさんは手の表現のバリエーションをふやしてみたりするといいかもしれません。
落書き
冬っぽい絵